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vol.02/BONAIRE - the Netherlands Antilles

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■満天の星空とカラッとした暖かい風
 カリブ海の南西に位置するボネール島までは、ニューヨークから飛行機で約7時間。もちろん直行便などはなく、大抵はプエルトリコのサンファン経由で辿り着く。サンファンからは小型のプロペラ機(アメリカン・イーグル)に乗り換えて約2時間程度。
 早朝にニューヨークを経ち、ボネール島のフラミンゴ国際空港に着いたのは夜11時ごろだった。タラップで飛行場に降り立つと、迎えてくれたのは満天の星空とカラッとした暖かい風、そして平屋建ての素朴な空港だった。入国スタンプをもらって、タクシー(乗り合いのバン)で宿泊先のホテル「ディビ・フラミンゴ・ビーチ・リゾート&カジノ」へと向かう。途中。真っ暗で何も見えないけれど、ま間近に聞こえる波の音と、3月なのに半袖でも心地いい潮風がカリブに着いたことを実感させた。
 リゾートホテル群は、島の東側沿岸部に立ち並んでいる。各ホテルとも、ダイビングの機材レンタルなど、マリンスポーツの設備が充実していて、中でも今回泊まった「ディビ・フラミンゴ・ビーチ・リゾート&カジノ」(客室129室)は、ホテル内に「ウォータースポーツ&アクティブ・センター」があり、スノーケリング、ダイビング、カヤック、ヨット、パラセーリング、マウンテンバイクなど多種のアクティビティーが手軽に挑戦でき、とても便利だった。センターでは専属のインストラクターが手取り足取り教えてくれるので、島内にある50以上のダイビング・スポットにも楽々アクセスできる。もちろん初心者用の各種講習もある。vol.02/BONAIRE - the Netherlands Antilles_f0077769_14332282.jpg
 同ホテルには海が望めるテラス・レストラン「チビチビ」(チビチビはトリの名前)がある。コンチネンタル料理店なので、ここで敢えてカリブ料理を楽しむというより、オーソドックスにアメリカンスタイルで頂くのが賢明だ。ダイビングなどマリンスポーツが苦手という人は、2つあるプールサイドでトロピカルドリンクを片手にのんびり過ごせば、都会の喧噪から逃れて休みに来たんだという実感も湧く。また「スパ」では、アロマ・マッサージやソルト・マッサージなど様々なコースがあり、疲れ切ったカラダや火照った肌を優しくケアしてくれる。日中は楽しめるイベントが目白押しだが、夜はただの闇の島。眠れない人用に「カジノ&バー」もある。が、日本でいう「寂れた温泉街のスマートボール屋」といった程度なので期待は禁物だ。(次号に続く
写真上=「ディビ・フラミンゴ・ビーチ・リゾート&カジノ」のエントランス
写真左=テラス・レストラン「チビチビ」

●BONAIRE - the Netherlands Antillesシリーズ(1)はこちらからどうぞ!
2006年8月25日号(vol.129)掲載
by SGraphics | 2006-08-22 14:34 | ガイドブックにない島
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